仮想通貨投資に見る"ファーストペンギン"になることの重要性

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2018年は仮想通貨元年と言われており、ビットコインをはじめとする仮想通貨が大きく価格を伸ばしていった。

具体的な額で言うと、2017年の1月から12月の価格比較、成長率は大きく下記の通り。

 

ビットコイン(BTC):約1,000ドル→約19,535ドル(約20倍)

イーサリアム(ETH):約8.1ドル→約1,389ドル(約171倍)

リップルXRP):約0.006ドル→約2.5ドル(約417倍)

モナコイン(MONA):約0.02ドル→約17ドル(約850倍)

ネムXEM):約0.003ドル→約1.66ドル(約553倍)

参考:Cryptocurrency Market Capitalizations | CoinMarketCap

 

2017年12月にビットコインの価格が200倍を到達して、世間を賑わしていましたが、他の仮想通貨はそれをはるかにしのぐ成長を見せていたわけです。

 

例えば、10万円を投資していたとして無駄にシミュレーションをしてみよう。

 

ビットコインの場合は、約20倍だから1年で約200万円になる。

イーサリアムの場合は、約171倍だから・・・約1710万円。

リップルだと約417倍だから・・・約4170万円。

モナコインの場合は・・・約8500万円。

 

・・・仕事やめていいですか?w

 

ちなみに、かくいう私は2017年のはじめにビットコインを100万円分、つまり10BTC所有していたのである。

 

そう、私は大きな大きなチャンスを掴んでいたのです。

 

しかし、仮想通貨の可能性を最後まで信じ切ることができなかった私は、4月にビットコインが15万円に上がったタイミングで売ってしまったのですww

 

今、タイムスリップできるとしたら、あの時の自分を猛烈に殴りたいですね。

 

なぜ売ってしまったのかと言うと、単純に、毎日チャートを見るのがめんどくさかったからww

 

一方で、チャートを一切見ていなかった先輩の資金は10万円から年末に2000万円まで増えていました。泣

 

とこんなことを言い出したらキリがないので、本題に戻りますが、この1年でいかにファーストペンギンになることが重要か痛感できました。

 

ファーストペンギンと言うのは、その名の通りで、最初に湖に飛び込むペンギンのこと。

 

ペンギンは餌を求めて海に飛び込むわけですが、海には危険がたくさん潜んでいます。

 

その危険を顧みずに、一番最初に飛び込むペンギンのことを「ファーストペンギン」と言います。

 

もちろん、死ぬかもしれません。

 

しかし、生き残ることができれば、どのペンギンよりも多くの魚を捕まえて食べることができるのです。

 

ファーストペンギンが飛び込んで、安全かどうかを確認してから飛び込むセカンドペンギンたちが飛び込んだ時には魚たちはペンギンの群れに気づいて逃げてしまう。

 

そう、結局のところ、一番のリターンを得ることができるのは、最初のペンギン、ファーストペンギンだけなんですね。

 

そして、これはこの仮想通貨投資にも当てはまります。

 

2017年には仮想通貨は浸透しつつありましたが、ビットコイン自体は2013年から存在していましたし、その時の価格は100ドル弱です。

 

この仮想通貨の賑わいの中、「怪しい」、「怖い」、「危ない」といってリスクを取らないで指をくわえて見ていた人も多くいるでしょう。

 

しかし、リスクを取らなかった彼らは何を手にしたでしょうか。

 

・・・何も手にしていません。

 

逆に、リスクを承知で仮想通貨に投資をした人の中には、何千万、何億と稼いだ人もいるわけです。

 

これは、ゴールドラッシュの時も同じです。

 

金を求めて、鉱山を掘り進めていったのですが、多くの富を築くことができたのは、最初に掘っていた人たちだけ。

 

多くの人が参入しようと思った時には、もうすでに時遅し。

 

結局のところ、命の危険を犯してまでファーストペンギンとなり、金を掘り進めたものだけがチャンスをつかめたのです。

 

もちろんリスクはあります。

 

それでも、大きなリターンを得ることができるのはファーストペンギンだけなのだ、と改めて痛感させられました。

 

ハイリターンを得るにはリスクを取らなければならないのです。

 

これで、私がビットコインを売っていなければかっこいよかったんですけどねww

 

リスクがある、でもチャンスがありそうな時には「ファーストペンギン」を思い出してみてください。