意思では人は変われない!大前研一が語る『人間が変わるための3つの方法』

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「よっしゃ頑張ろう!」という決意では人は変われない

 

多くの人が人生を変えたい、今の自分を変えたい、そう思って決意を新たに努力をする。

しかし、その熱い意思とは裏腹に、1週間も経てば、全て忘れて普通の日常に戻ってしまうことがほとんど。

 

そう、結局のところ、人間の意思では人生なんて変わりません。

 

かなり厳しい意見で耳が痛くなりますが、これはまぎれもない「事実」である。

 「人生を変える」、「頑張る」と決意することほど無意味なものはないのだ。

 

実際に、私自身も決意はするものの、その決意が人生を変えたとは思わない。

 

では、どうすれば人生を変えることができるのか、どうすれば自分を変えることができるのか。

 
その方法を的確に捉えているのが、大前研一が述べる「人生を変える3つの方法」だ。

大前研一」って誰だよと思う方もいるだろうから、一応説明をwikiさんから抜粋する。

 

大前 研一(おおまえ けんいち、1943年2月21日 - )

日本の経営コンサルタント、起業家。マサチューセッツ工科大学博士。

 

マッキンゼー日本支社長を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校公共政策大学院教授やスタンフォード大学経営大学院客員教授を歴任。

 

はい、よくわからんが、まあ、要するに、超すげえええええ人ってこと。

 
で、我々の頭脳で考えた成功するために必要なことなんてだいたいしょうもないものなので、こうした人から学ぶのが一番なのである。

それに、結果を出させることを求められるコンサルの第一線を張ってきた人が述べる人生を変える方法であるから、我々の考えとは「重み」が違う。

 

ここは子犬のごとく、従順にしたがっておいた方が絶対にいい。

では、どうすれば、今の自分を変えることができるのか?

大前研一が語る「人間が変わるための3つの方法」

 

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人間が変わる方法は3つしかない。

 

1つ目は時間配分を変えること。

2つ目は住む場所を変えること。

3つ目は付き合う人を変えること。


どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的。

もっとも効果がないのは、意思である。

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この考えを知った瞬間に、私は納得した。

ああ、今まで人生を変えることができた瞬間というのは、無意識的にこういった方法を
とってきていた、と思ったからだ。

 

いきなり会社をやめたり、

いきなり大阪から東京に引っ越したり、

大学時代の友人と関わることをやめたり、

飲み会にほとんど行かなくなったり、

時間配分を大きく変えたり、

 

なるほど、こういうアクションをとっていたから変わっていったのか。

ものすごく納得ができた。

 

おそらく、この中で最も即効性があるのは環境だろう。

というのも、環境が変われば、別の環境に適応するために人は変わろうとするからだ。


いわゆる、「強制力がある」ってやつだ。

 

で、付き合う人間を変えるのも、環境が変われば自然にできることであり、周りの5人の年収の平均が自分の年収とも言われている。

確かに、それは当たっているように思う。

 

意識的に人間関係を選択することで、新しい情報、刺激を手にすることで人は変わっていくのだろう。

考えてみて欲しいのだが、高校時代の友達とかずっっっっっと過去の話をしていないだろうか?

 

いつまで過去を生きてるんだ、と思い関わることをやめた。

 

そして、最も効果的なのは時間配分を変えること。

これはものすごくわかる。


特に最近取り上げた『忙しい社長のための休む技術』

これで時間配分がだいぶ変わった。

 

そう、現代は特に忙しく生きているからこそ、時間配分って大事なんだなと痛感させられた。

 そして、大前研一の名言。

 

時間を制する人間がうまくいくんだなと確信している。

 ほとんどのことって重要じゃない。

 

どうでもいいことばかりに注意を取られてしまっていて、本当に大事なことに集中できない。 

だから、やるべきことが終わらない。

 

結果、うまく行かない。
それを変えるのが「時間配分」だと。

 
今はまさに意識的に取り入れているのだが、身体、精神とも軽くなり、エネルギーに満ち溢れている。

 おそらく、何をしてもうまくいくだろう。

 
「本当に大事なことに最大の集中力を持って取り組むための時間配分」
これができているかいないかで、人生の豊かさが変わるのだろう。

 
ということで、今の現状を変えたいという方は、ぜひこれらを参考にしてみて欲しい。

 

  • 環境
  • 付き合う人間
  • 時間配分

 
人生を変えるのはこの3つであり、「やってやる!!!」という意思は無意味である。

それは、今まで決意して諦めた経験からあなたが一番理解しているはず。

 
私も何度も諦めたことがありますし、やはり意思のチカラは弱い。

 意思よりも確実な習慣、その習慣を形作る環境、付き合う人、時間配分を効果的に変えてうまく自分を導こう。

 

そういう意味でも、ゆっくり自分を見つめ直す時間って必要だ。

深呼吸しつつ、ゆっくりでも前に進んでいこう。

まとめ

 

「やってやる!」「頑張るぞ!」という意思のチカラでは変わることができない。

人間が変わるための方法は環境を変える、付き合う人を変える、時間配分を変える、の3つしかない。

 

中でも最も効果的なのは「時間配分を変えること」。

強制力を持つことで自分自身の習慣をガラッと変えることで大きく人生を変えることができる。

 

 

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