学力、スキル、能力などほとんどが成長曲線を描いて上達していく
仕事、学力、スポーツ、何かの能力を身につけるために努力をしている方にぜひ、知っておいて欲しい真実がある。
それは、学力やスキル、能力などのほとんどが経済学にある成長曲線を描いて上達していくということ。
努力に対する成果は曲線を描く
成長曲線というのは上記の画像の赤線である。
多くの人は自分が努力した量に対して、比例して能力や成果が上がることを理想だと思っている。(青線)
しかし、実際のところ、そんな理想通りにはいかないのが現実だ。
現実では、努力の量に対して、比例して成果が出たり、スキルが上達するわけではなく、赤線のように曲線を描いて上昇していく。
そして、ここで努力に対する理想と現実のギャップを感じることになる。(緑の線)
この緑の線こそが、もどかしい感情、辛い感情そのものだ。
現実では、こんなに努力しているのに、全然結果が思うように出ない、辛い、もどかしい。
このギャップに耐えることができなくなった人は諦めてしまうのだ。
ただ、実をいうと、そこで諦めるのは非常に、非常にもったいない。
というのも、赤線の通り、継続的に努力をしていれば、必ずブレークするタイミングがやってきて、一気に上達するからだ。
自分でも驚くほどいきなり上達したり、いきなり結果が出るようになる。(経験談)
勉強の偏差値もいきなりグンと上がるし、野球でもいきなり打てるようになる、自転車だっていきなり乗れるようになる。
面白いことに、ブログのアクセスもこの成長曲線を描き、継続して記事を描き続けていれば、グンと伸びる仕組みになっている。
(それはGoogleの評価が関係しているわけですが。)
そして、面白いことに、一度上がったスキルや成果はまぐれなんかではなく、れっきとした実力となっている。
偏差値で一度突き抜けたら、それが基準になるし、野球でも一度打てるような感覚を手にすると、安定的に打てるようになる。
自転車だって、乗れるようになったらほとんど転けることなんてなくなるだろう。
ブログだってそう、一度アクセスが上がってしまえば、一気に下がることはほとんどない。
これが実際の努力と成果の関係性なのだ。
ということはつまり・・・
努力を継続していればいつかブレークする瞬間がくる
ということ。
みんなすぐに諦めてしまうのだが、本当に、本当に、本当にもったいない。
努力量を増やしていけば、赤線のように、いつかブレークする瞬間というのは必ずくるのだ。
「自分はこんなに努力しているのに」という現実の感情と、現実のなかなか出ない成果にもがき苦しんで諦めてしまう。
でも、実際は、あと少し努力すればブレークしていたのに、という人は少なくない。
なぜいきなりブレークするのか、なのだが、おそらく「コレだ!」というものを試行錯誤からくる経験で掴むことができるからだろう。
「こうすればうまくいく!」というのは論理ではわかるものの、それは自分の経験で蓄積しないとできるものではない。
で、実際に、挑戦して、失敗して、改善して、再挑戦して、また失敗して・・・というのを繰り返していくことで、ドンドン経験が積み上がり、コツをつかめるようになるのだろう。
その瞬間はいつくるかわからないし、いきなりやってくる。
私自身も「これだ!」というのはいきなりやってきたし、なぜできるのか、なぜ成果が出るのか、と言われても、「これ!」というものを掴んでいるからに他ならない。
それを掴むにはある程度の継続的努力が必要だよ、ということ。
で、これを知っていれば、なんか頑張れそうではないだろうか?
「大丈夫、結果はいきなりガツンと伸びるから、今はできることをやっていよう」という気持ちにならないだろうか?
そう、この法則を知っていることは諦めない上でのキモとなるのだ。
で、最後にもう1つ、このブレークを早く迎える方法もお伝えしておきたい。
ブレークポイントを早く迎える方法
誰しもが努力が早く報われて欲しい、早く結果を出したいと考えるだろう。
成長曲線で成果が出る仕組みがわかったが、どうすれば早くブレークすることができるのだろうか。
その鍵はグラフの「横軸」にある。
こういったグラフは基本的に横軸だが、このグラフに至っては「努力量」なのである。
そう、至極当たり前のことなのだが、成果を早く出したり、スキルを早く身につけたいのであれば、圧倒的な努力量をこなしてしまえばいいだけの話なのだ。
当たり前かもしれないが、意外と理解できていない人が多い。
ただ何も考えずにボーッと1年間取り組んだところで成果なんて出るわけがない。
そんな姿勢で取り組むのであれば、1ヶ月集中して本気で取り組んだ方がはるかにいい結果が出るだろう。
そう、努力というのはかけた時間もそうだが、どんな姿勢で取り組んだのか、どれだけ集中して取り組むことができたのか、というのも重要な要素となるのだ。
集中して時間を投資して努力をする、これを圧倒的な量をこなすことでできるだけ早くブレークを迎えることができる。
早くブレークを迎えることができるというのはすなわち、現実と理想でもがく時間を減らすことができるということであり、そこでの挫折が少なくなる。
そう、挫折することなく、早く結果を出すためには、短期集中で思い切り時間を投資する方がはるかに効率が良いのだ。
何かに取り組む時、この法則を忘れずに、かつ時間を投資して集中して取り組んでみよう。
まとめ
仕事、スポーツ、勉強、どんなことにおいても、努力に対する成果は比例ではなく、成長曲線を描く。
このことを知っていれば、理想と現実で苦しむことがなくなり、結果がでなくても焦ることなく努力を積み重ねることができる。
なお、このブレークポイントをできるだけ早く迎える方法は至ってシンプルで、努力量を圧倒的にすればいいだけの話。
ボーッと年月だけ経っていては、成果もでないし、能力は上がらない。
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