就職活動での"学歴フィルター"の是非を問いたい

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就職活動をする際、必ずといっていいほど話題になるのが「学歴フィルター」である。

実際に、最近とある就活生がTwitterで「有名企業の説明会でFラン大学を書いたら、満席で、早稲田大学を書いたら空席ばかりだった」とツイートしていた。

 

これぞまさに、ザ・学歴フィルターそのものである。

ただ、これに気づかなければ「なんだ、満席か」と思うだけであり、Fラン生を傷つけない仕組みになっているところが秀悦だと個人的には思う。

 

話を戻すが、学歴フィルターに関してあなたはどう思うだろうか?

学歴でいきたい企業を受けるチャンスが失われるかもしれない学歴フィルターだが、あなたは賛成?それとも反対だろうか?

 

自分が社長なら学歴かスポーツで結果を出した人を取りたい

 

就活生側からすれば、倫理的に「学歴フィルター=差別」だと感じる方がほとんどだろう。

なぜなら、スタートの段階で「あなたはここの企業は入れませんよ」と言われてしまうからだ。

 

特に大企業には学歴フィルターがつきもので、早慶上智、東大、京大、一橋、旧帝大など名だたる大学名がずらりと並んでいる。

就活生からすれば、これは非常にきついだろう。

 

ただ、企業側からの視点も考える必要はある。

給与を払うのはその企業である以上、少しでも事業に貢献する、利益を生み出す学生を雇いたいというのが本音だろう。

 

で、ここからは私の意見になるのだが、やはり、自分が社長であれば、学歴がいい学生かスポーツで結果を出した人を取りたい。

その理由はいたって単純、何かで結果を出した人は、他のことでも結果を出す傾向にあるからだ。

 

大学受験にせよ、スポーツにせよ、何か結果を出すためには、ある程度の努力と継続が必要不可欠になる。

つまり、学歴がいい、スポーツで結果を出した人というのは、少なくとも努力と継続ができる人間である可能性が非常に高いと言えるのだ。

 

だから、そういう人間は仕事をやらせても、努力するし、継続するし、結果もついてくる。

学歴フィルターというのは、「過去の努力」を基準に、その人間が努力できるかどうかを判別するものなのだと私は思う。

 

そう考えると、大企業が学歴が少しでもいい人間を取りたいと思うのは当然なのかもしれない。

1人1人の学生を見ていくのは物理的に厳しい

 

我々にとっては一生懸命書いたエントリーシートかもしれないが、大企業からすれば、何千枚、何万枚あるうちの1つである。

そこで考えてみて欲しいのだが、1人ずつ丁寧に見ていき判別する暇があると思うだろうか?

 

はっきり言うが、ない。

企業の仕事は採用だけではないわけで、そこに多大な労力を割くのは、得策ではない。

 

労力はできるだけ少なく、でも、優秀な学生を取りたい・・・。

その企業の思いを体現しているのがまさしく、「学歴フィルター」というわけである。

 

先ほど話したように、努力できる人間がどうか、を見極める上で学歴というのは1つの要素になりうる。

もちろん、「学歴がいい=仕事ができる」というわけではないが、大学受験で結果を出したということを考慮すると、やはり学歴に目がいく。

 

その結果、まずは学歴でフィルターを用意して、そこで最小限まで減らして、そこから面接をしていく方がはるかに効率がいいのである。

企業側の視点をみると、正直納得してしまう。

 

私自身も企業側の視点で、学歴フィルターは、確かに合理的だとも思わざるを得ない。

ただ、だからといって人生が終わるわけではない。

革命を起こすのはいつも小さなベンチャー

 

もちろん、大企業に就職すれば、倒産のリスクも少なく、安泰した人生を送ることができる可能性が高い。

大きな商談や高い年収、企業名ブランド、いろいろ得られるものも多くある。

 

しかし、別に大企業に入らなくたって、最高の人生は歩めると思う。

特に、今の時代こそ有望なベンチャー企業が続々と現れているわけで、魅力的な企業なんて山ほどある。

 

そして、革新的なサービスを生み出したり、世界を変えるのは往々にしてベンチャー企業だ。

0から始まって、企業がどんどん成長していく、その刺激は大企業で味わうことができないだろう。

 

学歴がない?別にいいじゃないか。

世の中に魅力的な企業なんて星の数ほどあるし、ずっと安定した人生なんてつまらない。

 

学歴フィルターで落とされたなら、見返してやればいいじゃないか。

ベンチャーに入って、成長して、世の中に役立つサービスや商品を創る。

 

チャンスなんていくらでもあるし、いくらでも人生は面白くしていける。

こう思うのは難しいかもしれないが、でも、こう考えた方がはるかに幸せではないだろうか?

 

学歴フィルターがあるのはしょうがない。

変えることができないところをもがくのではなく、変えることができる部分で勝負する方がはるかに賢明だろう。

 

あなたはこの学歴フィルターについてどう思うだろうか?賛成、それとも反対?

まとめ

 

就職活動において、学歴フィルターは確かに存在する。

ただ、それは企業側の視点からすれば、極めて自然なものでもある。

 

学歴やスポーツなどで結果を出したことがある人は努力でき、大企業側も楽して優秀な学生を選別したいため、どうしても、学歴で見てしまう。

ただ、大企業だけが全てではない、学歴の関係ないところで勝負すればいい。

 

 

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