うまくいかない奴はいつも「失敗した時のこと」ばかり考えているというお話
- たとえ失敗したとしても、
- うまくいかなかったとしても、
- 自分にできるかどうかはわかりませんが、
無意識のうちにこういう言葉を使っている人は非常に多くいる。
確かに、成功する自信がなくて不安になってしまう気持ちもわからなくはない。
だが、そもそも考えてみて欲しいのだが、挑戦する前から失敗することばかりを考えている奴が、うまくいくと思うだろうか?
個人的な経験や、うまくいっている人を見ていると、はじめから失敗ばかり考えている人が成功するケースは見かけたことがない。
むしろ、失敗するイメージばかりをしているから、それが現実になってしまう「逆・引き寄せの法則」なのではないだろうか。
どうせ同じ時間をかけて挑戦するのであれば、成功した時のイメージを持った方がはるかにうまくいくのではないか、と私は思っている。
ネガティブだとパフォーマンスが落ちる!?
もちろん、「絶対に成功する」、「俺なら大丈夫だ、任せておけ」と自分を過信しすぎてしまうのもよくないが、ネガティブよりはマシである。
実をいうと、アメリカの脳科学の研究では、ネガティブに考えているとパフォーマンスが落ちてしまうという結果が出ている。
何かに取り組んでいる最中に、余計なことを考えてしまったり、不安になってしまったり、と集中ができないのだ。
集中できなければ、もちろん、パフォーマンスが落ちてしまうことは言うまでもない。
逆に、ポジティブな気持ちで取り組んでいたら、余計なことを考えることなく、精神的にも落ち着いた状態で取り組むことができるため、パフォーマンスが上がるという結果が出ている。
それに、「失敗」の定義からも考えてみて欲しい。
失敗というのはどんな時に「失敗になる」のだろうか?
それは・・・諦めてしまった時だ。
諦めなければ、うまくいかない時期も「試行錯誤」の時期となり、別に失敗でもなんでもない。
そもそもうまくいかなかったことを1つ1つ失敗と言うのであれば、私なんて億を超える失敗を繰り返しているだろう。
でも、仕事だって、スポーツだって、勉強だって失敗なしにできるようになることはない。
かの有名なエジソンさんだって、「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」とおっしゃっている。
そう、失敗というのは、諦めた瞬間そのものを言うのだ。
諦める時はいつも「ネガティブ」
そして、冷静に考えてみると、私たちが諦める時と言うのは、いつもネガティブになっている時だ。
「あー、なんかうまくいかないな。」、「正直めんどくさいなあ。」、「本当にうまくいくのかよ」という気持ちが膨らんで膨らんで、破裂した瞬間に、人は諦めてしまう。
失敗した時のことばかり考えて不安になっている奴がうまくいかないのは当たり前だ。
いつも、諦める準備が万全にできている中で取り組み始めるから。
せっかく挑戦するのに、なぜ諦める前提で、失敗する前提ではじめてしまうのか?
それでは、うまくいかないに決まっているのだ。
逆に、ポジティブな人がうまくいく理由なんて、とても、とてもシンプルである。
ネガティブにならないから、「諦めよう」という思考にならないのだ。
たとえ、うまくいかないことがあったとしても、こうすればうまくいくんじゃないか、こうしてみよう、これでもダメか、じゃあ次は・・・と言う風に、不安になる暇もなく、次から次へと挑戦して形にしていく。
そう考えると、「成功したいのであれば、成功をイメージしなさい」と言われる所以が納得できるような気もする。
どうせ挑戦するなら「ポジティブ」になろう
誰も、失敗したいと思って物事に取り組むわけではないはずだ。
プロジェクトをうまくいかせたい、大学受験で合格したい、スポーツの試合で優勝したい、など成功したいから努力をするはずである。
だったら、同じ努力をするんだったら、絶対にポジティブに挑戦した方がはるかに得ではないだろうか。
そもそも諦めるという選択肢も消えるし、不安もなく、目の前のことに本気で取り組む集中力も出る、それに何より楽しいからだ。
もちろん、そんなポジティブに考えることなんてできない、という奴もいるだろう。
でも、そういう奴に限って、「何も手を動かしていないのだ。」
手も足も動かさず、行動する前から、いちいち「でも」とか「だって」とか言い訳のオンパレードである。
そんな言い訳するのであれば、やらなきゃいいじゃんって話だ。
ネガティブになっていちいち起こりもしないことや起きてもいないことに不安になってぐちぐち言っている間にポジティブな人たちがドンドン行動していき、さらに差は開いていくのだ。
時間だけは皆平等だ、同じ時間を努力に捧げるのであれば、前向きに取り組んでみよう!
まとめ
挑戦する前からうまくいかないことばかりを考えていては絶対に成功することはない。
ネガティブであれば、諦めやすくなるし、パフォーマンスも落ちるし、言い訳や不安で行動が進まない。
どうせ、同じ時間を費やして努力をするのであれば、絶対に前向きに取り組んだ方がいい。
努力は失敗するためにするものではなく、成功するためにするものである。
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